演奏に疑問を持つということ

最近ブログの更新が滞っているのが気になっています。きくしょーです。

長かった期末試験のための部活停止期間を終え、いよいよ約一ヶ月後の定期演奏会に向けて練習にも熱が入る、追い込みの時期です。


本日は前期生球技大会のため、午前放課の後長めのブレイクを挟んで四時から、次期自由曲と五年学年奏に分かれて練習をしました。


個人的に五年学年奏は、これまで五年間の部活ライフの中でも特に楽しい時間です。

恐らくその理由のひとつは、何か意見を言うと、それが肯定であれ否定であれきちんとレスポンスがあることだと思います。

「ああ、全員がそれぞれ曲を見つめ、考えてやっているのだな」とより強く実感でき、一回一回の練習がより濃密なものに感じられます。


五年学年奏はポップス、クラシックとも歌い方やアゴーギグと言った微細な部分で、「それぞれの歌い方で表現するモノが違うために、いずれかひとつに絞りがたい」ということが多くあります。「原曲を繰り返して聴いた結果こうだった」「でもやっぱり原曲はあくまでも原曲であって、ギター合奏としての完成を目指すならこっちじゃないか」等々、演奏そっちのけで侃々諤々の議論が日々繰り広げられますが、それすらも楽しんでいる自分がいます。


来週末に控える第一回ゲネプロに向け、五年学年奏の時間もあまりとれなくなります。だんだんと形になってきてはいるものの、未だに一度として「これだ!」と思える通しができていない現状。文字に起こすと結構絶望的ですねこれ。


これから先どのような展開を見せるか、不安な反面とても楽しみです。






前記のとおり最近は次期コンクール曲ばかりでコンマスの話をする機会がなかったので、ここから少し後輩に向けて話をさせてください。


演奏に全員が参加し、ひとつの曲を深めていくことにこの部活の“部活”としての意義がひとつあります。最近、特に全体合奏を見ていると、どうしても受動的であったり、学指揮の言葉を鵜呑みにしてそれをなぞるだけの部活になっているように思えます。(もっとも今期の学指揮は身内贔屓抜きに見ても優秀なので滅多に変なことは言いませんが)


是非とも、特に後輩こそ積極的、能動的に参加して欲しい。活発な“部活動”にしていって欲しい。

多人数になってどうしても難しくなってしまったけれど、ギターを弾くことだけでなく、仲間たちと一緒になってひとつの曲を見つめ、受け止め、考え、言い合って作っていく事の楽しさを共有して欲しい。


これは僕の実体験からくる話ですが、この部活は「面倒くさい」と思っているとひたすらに面倒くさくなり、逆に「自分は合わせやパー練に積極的に参加している」と自覚できる時は驚くほど楽しくなります。




これからゲネプロまでの一週間、騙されたと思って、「一週間だけ」だと思ってひとつやって欲しいことがあります。

それは「あの先輩が言っていることは本当に正しいのか?」「この曲は本当にこの歌い方・パートバランス・曲想でいいのか?」等々、【演奏に対して疑問を持つようにする】ということです。

そして疑問を持ったら遠慮なく先輩なり同輩なりにぶつけてほしい。それで適当にあしらうような先輩はこの部活にはいない筈。




こんな文章をここまで真面目に読んでくれた君なら確実にできるレベルの事です。もしくは既にやってる人が殆どかも知れない。

むしろそんな君には、ブログなんて一度として読んだことが無さそうな友達にこの話を伝えてほしいと思います。

実践してくれた人の何割かにとっては、本当に部活への印象ががらっと変わる契機になると思う。


定演まで残りひと月。コンマスとして、また一人の部員として、悔いの残らない演奏がしたいです。