寒い一日

こんばんは。ブログ係長兼パンフレット係長のきくしょーです。

史上最速での入稿が功を奏し、定演パンフレットの完成版が先日届きました。係長としてもようやく一息つけるかと言ったところです。今年は昨年の反省を活かし、部数も大きく増やしてお待ちしております。



本日は短縮なしの六時間授業で、明日の大掃除と集会を除けば学期最後の登校日、最後の通常授業の日でした。


部活は五年生と四年生以下に分かれてそれぞれ学年奏と次期コンクール曲の練習でした。


五年生学年奏、クラシックはある一つの箇所の歌い方を極める練習をしました。

まず各小節頭の響きを確認し、歌い方やイメージの磨り合わせを行いました。どうしても音量のバランスが揃わず、ディビジョンの人数調整をしたりと試行錯誤を重ねました。

大きなイメージかつ大きな単位の拍感の中でのアンサンブルは今までにない高難易度ですが、少しずつ少しずつボヤけた輪郭がはっきりとした完成形に近づきつつあるのを感じます。残り約25日。どのようなものになったかは是非グリーンホールでご確認ください。


ポップスは各メロからサビ、そして二番への大まかな繋がりを再確認しました。原曲を元に各楽器の特色や音質を確認し、メロディーのニュアンスを各セクション毎に確認ました。

こちらもクラシックと同様単純な音楽理論だけではなくイメージでの共有が必要なため、本日も一日を通して議論がメインになってしまいました。


これは僕の勝手な考えですが、こうやって演奏に携わる個人個人がイメージを持って練習に臨み、司会役を立てるだけで各方面から意見が飛び交うような議会型・問題解決型の練習は小規模合奏の理想型だと思います。問題点の磨り合わせを済ませた上で、後はその質を高めるため繰り返し弾いて練習する。個人ではなく集団で音楽を創り上げることにしかない楽しさはそこにあると思います。

非難と批判とは全くと言っていいほど違います。相手の意見を理解した上で、全体を前進させるような意見のぶつけ合いや反論を試みることは双方の利益になると思います。

互いの意見を尊重しあうことを僕もよく忘れがちになってしまいます。このまま有意義な時間が重ねられますように。